BARでの出会いってあるの？

仕事帰りにお洒落なバーにふらっと寄って一杯……お酒好きなら誰でも憧れる”1人バー”。そしてカウンターの横でひとりで飲んでいる異性との出会い……。そんな映画のワンシーンような出会いは実際にあるのでしょうか。答えは”イエス”。あるのです！ではどんな風に出会えるのでしょうか。指南書的な役割も兼ねてご紹介します。

そもそも、1人でバーに入ること自体ハードルがあるという人も多いのではないでしょうか。バーは外からでは中が見えにくい店構えのところも多いので入りづらかったり、入ったところで何を注文したらいいのか、料金形態もよくわからないという人も多いです。

まずはバーのことを知って、1人バーをマスターすることから始めましょう。

そもそもバーの扉の向こう側はどのようになっているのでしょうか。内装や雰囲気、料金なども様々ですが、共通しているのはカウンターがある事です。お店によってはテーブル席があるところもあります。

カウンターの中にはマスターがいて、お店全体をよく見てくれているので、何かわからないことがあれば聞いてみればよいでしょう。きちっと正装をしたマスターが丁寧な接客をしてくれる格式高いところもあれば、カジュアルで親しみやすいような若いマスターのお店もあります。そのあたりは今の時代インターネットで検索できるので、事前に調べておくのもよいかもしれません。

料金形態については、これも扱っているお酒によってまちまちですが、一杯1000円〜を目安に思っておくとよいでしょう。安い設定のショットバーなどでは一杯500円〜というところもありますが、そういうお店は賑やかすぎるところも多く、1人で落ち着いた雰囲気で飲む場合はあまり向きません。あとはお店によってチャージ料やサービス料がかかってくるところもあります。居酒屋でいう「席料」、外国でいう「チップ」の代わりのようなものです。そのあたりも必要経費として頭に入れておきましょう。心配であればインターネットで事前確認を。

次に、何を注文したらいいのか、という問題です。ビール好きなら「ビールは何がありますか？」と聞けばよし、ウイスキー好きなら、スコッチなのかバーボンなのか、そのあたりだけ伝えてマスターにおすすめを聞いてみましょう。カクテルが飲みたい場合は、「カクテルが飲みたいのですが……」と声をかければ、マスターの方から、「甘いものがよいか、スッキリしたものがよいか」「苦手なリキュールはあるか」など聞いてきてくれるのでそれに沿って答えればOKです。

お店によっては、海外のビールの品揃えが売りのお店や、ウィスキーの種類が豊富なお店、ラム専門店など、一つのものに特化したお店もあるので、初めて訪れる際は「おすすめにしているお酒ってありますか？」と聞いてみるとよいかもしれません。そして、一度行ってしまえば大体のことは掴めます。

数あるお店の中でどこを選んだらいいのか、悩みどころです。ここでは3つのポイントで選ぶ事をおすすめします。

まず、常連さんについてです。リピーターが多いことはいいお店の一つの指標になります。しかし、常連さんがかたまってみんなで話しているようなお店は、新参者が入りにくいのは必然です。初心者にとっては居心地のいいお店ではないので避けるのが賢いでしょう。きちんとしたお店であれば、お一人様が居ずらい環境は避けますので、このようなバーはあまりいいお店だと言えないと考えることもできます。外から中がうかがえる場合はそのあたりをさぐってみましょう。入ってみて違うと思えば、一杯だけ飲んで帰ってしまいましょう。

次に通いやすい場所についてです。会社の近くや定期圏内、また自宅の近くのお店をおすすめします。というのも、常連になってマスターと仲良くなることで、出会いのきっかけが作れることがあるのです。これについてはあとで説明します。マスターは接客のプロですので、何度か訪れていれば顔やお酒の好みを覚えてくれることも多くあります。カウンター越しに話すこともありますし、フレンドリーなマスターだと悩み相談に乗ってくれるようなお店もあります。仲良くなればバーの楽しみも倍増です。

最後に、雰囲気が合うお店です。1人飲みの場合は、落ち着いた雰囲気のお店をおすすめしますが、その中でもわりあい明るめのお店や、とことんシックなお店、カウンター数席の小さなお店か、テーブル席のある大きめなお店、流れている音楽の好みなど、なんとなく惹かれるところに入ってみましょう。何軒かまわってみて、好きなお店を見つけるのもよいでしょう。

1人バーの楽しみ方はわかっていただけたでしょうか。それでは本題の「恋人の作り方」です。実際、バーでのアプローチはどのようにすればよいのでしょうか。おすすめは以下の方法です。

まずは、一番気軽にできる方法として、隣で1人飲みしている女性に話しかけてみることです。「このお店よく来るんですか？」などと静かに話しかけてみましょう。相手も人と話したいと思っていたなんてケースもありえるので、盛り上がることも少なくありません。しかし、相手の反応がイマイチであれば、深追いするのはタブー。バーに通い慣れている人はそのへんも心得ていて、嫌な場合は必要以上に返答しません。「あ、なんかそっけないな」と思ったら、サッと引くのがマナーです。気が合えば、「またこの店で会いましょう」などと次回の約束をしてもよし、男性だったら「話してくれたお礼に」と彼女のお勘定をもってあげたりしたらスマートで大人な男性と思われるかもしれません。

次に、「あちらの女性に一杯！」です。映画などで見た事がある人も多いのではないでしょうか。気になった女性がいた場合、マスターに「あちらの女性に一杯あげて」と頼み、マスターが「あちらの男性からあなたにと……」と女性にお酒をプレゼントする、アレです。この場合、席が隣でなくてもマスターを介して接点が持てるというメリットがあります。それをきっかけに「隣で飲みませんか？」という流れになることもあり、映画のようなロマンチックな出会いが実現できます。あちらの女性をイメージして、かわいいピンク色のカクテル……なんていうのはちょっとキザすぎるかも！？素敵ですが止めておきましょう（笑）

そして、上で少し書きましたが、お店の常連客になる事で「マスターの協力を得る」という心強い方法も可能になります。気になる異性がいた場合、普通はマスターが口利きすることなどありえませんが、仲良くなれば、「あの方タイプなんだけど、仲良くなる方法ない？」と相談することができるかもしれません。お店のスタンスにもよりますが、なにか力になってくれることがあるかもしれません。

最後に、数は少ないですが、ダーツなどの遊具が設置されている場合、「よかったら一緒にやりませんか？」とダメ元で声をかけてみることです。もし相手も興味があれば一緒に楽しんで仲良くなれるかもしれません。

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社会人の新しい友達作りに最適な場とは

最後に1人バーで恋人探しをする際の、心得三カ条を記載しておきます。

バーはちょっぴり大人で、ロマンチックでもある素敵な空間です。その雰囲気を壊すことは避けなければなりません。迷惑がっている異性にしつこく声をかけることなどタブーです。ですが、そのあたりを心得てマナーを守れば、素敵な異性と出会えるチャンスはたくさんあります。

また、出会いだけを目的で行くのはお店に失礼なので、基本的にはお酒を楽しみに行く延長での出会いを大切にしましょう。そして、ちょっとした勇気を出してお店の扉をあけ、さらにちょっとした勇気で、意中の異性に大人のアプローチしましょう。きっと楽しい夜になるはずです。

映画のワンシーンのようなバーでの出会い……現実にあると感じていただけたでしょうか。まずは1人バーをマスターし、素敵な恋人を見つけましょう。

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1人参加の婚活＆恋活パーティーで恋人を作る方法

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